
こんにちは。
桂島昇です。
今回は、捻挫のブログです。
何故なら、私自身が捻挫をしてなかなか完治しなかったからです。
捻挫をして、応急的な処置はしても、なかなか腫れがひかない・・・。
捻挫をする人は多くいますが、適切な処置をせず悪化させる人もいます。
他に考えられる合併症はある?
軽い捻挫だけではなく「骨折」や「脱臼」を考えます。
癖になる事はある?
受傷後、数日経っても捻挫の腫れがひかない。
特に足首の捻挫は、外傷の中でも頻度が高く繰り返す傾向にあります。
足首の関節の構造は?
足首の関節は、横方向では外側(外反)より内側(内反)に大きく動きます。
外傷の頻度としては、圧倒的に内側にひねることが多いです。
重症になることもあるの?
ひどい捻挫の場合、関節部分だけでなく、靭帯が傷ついている場合があります。
「重症」だと思って間違いありません。
詳しくはどんな体勢の時におきるの?
足のつま先が下を向いた状態(足のつま先を伸ばした)で足首を内外にひねると、その体勢で外力が加わると捻挫をします。
足首の関節を伸ばした状態で内側へひねった場合、足首の外側が強く伸ばされることになります。
強い外力が足首に働いた場合、足首の外の「くるぶし」が強く伸ばされる状態です。

足首の中の骨はどうなってるの?
足首の関節で、足首の前方と足の脛から下をつなぐ、前距腓靭帯(ゼンキョヒジンタイ)が損傷し受傷となります。
その時の外力が大きければ大きいほど、足首にかかる負担が大きくなり、足首部分の別の外側の踵腓靭帯(ショウヒジンタイ)を損傷します。
更に強い外力が働いた場合は?
足首の靭帯の損傷だけににおさまらず、「骨折」や「脱臼」が起こります。
剥離骨折になる事もある?
足首の捻挫でも多くあるのは、足を動かすための筋肉と骨をつないでいる靭帯の損傷をすることがあります。
足を動かすための筋肉と骨をつなぐ靭帯の付着している骨の表面が部分的にはがれる、剥離骨折(ハクリコッセツ)することもあります。
ただの捻挫と思って放っていると、痛みが長く続いたり、後遺症が出る場合もあります。
捻挫をしてしまったらどうする?
捻挫直後から1~3日は、炎症が起きている可能性があります。
温めたりすると血行がよくなりすぎ「腫れ」がひどくなります。
入浴で受傷部を温めないようにして、軽いシャワー位にしましょう。

湿布をしていたら大丈夫なの?
湿布は基本的に「痛み止め」です。
冷やしたり温めたりする効果はないと言われています。
湿布の内側に塗っている「消炎鎮痛剤」(ショウエンチンツウザイ)が目的になります。
「消炎鎮痛剤」自体の刺激が痛みの刺激を助長する可能性があります。
受傷直後などでは使用をしないことが良いです。
氷がいい理由とは?
受傷後の患部の炎症には、「冷やす」のが一番良いです。
受傷部を「冷やす」には「氷を中に入れたビニール袋」や保冷剤など利用します。
症状が気になる場合は?
受傷部の腫れがおさまらない。
受傷部の痛みが強い。
数週間経つが痛みが残る。
患部を動かすと強い痛みがある。
歩くとき痛みがでる。
足先を背屈できない。(足先を脛側へ持ち上げる)
足先を底屈できない。(足先を伸ばす)
正座をしたら痛みが増す。
捻挫の後、上記の心当たりはありませんか?
捻挫後、症状が気になる場合には、程度によらず専門機関へ診てもらうことをお勧めします。
ではまた。
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